今回のすい臓がんで、いろいろ考えることが多かった…。最初の頃は「がん」の恐怖で生きた心地がしなかった。その後落ち着いてくると、なぜ「すい臓がん」になったんだろうという疑問がわいた??
そのときは、自分自身本当にまだ思い当たる節がなかった…、自分より暴飲暴食をしている知人やヘビースモーカーの友人が多いのに、、、、、「なぜ自分が???」という納得いかない感情があった。
医師の診断書の発病の原因には「不詳」と書かれている・・・。癌についてはどの病院でも「原因不明」「原因不詳」と書かれているらしい。どの医師も癌の治療方針については提案するが、がんの原因に言及することはないらしい!
多分、本当は自分の身体が一番よく知っているはずなのかもしれない…。癌になって考えることが多くなると、情報収集もたくさんした。「なぜ癌になったのか??」を知るためには、情報収集するしかない・・。そして、いろいろ知れば知るほど、、自分の無知さ加減が分かってきた^^。
特に「食生活」、、明らかに健康に良くないと言われているトランス脂肪酸を含む「マーガリン」「ファーストフード」などを食べる習慣、酸化して活性酸素を産出する「天ぷら」「とんかつ」などの揚げ物類…、こういったものをかなり頻繁に多量に食べていたのだ…。
それゆえ、内臓(膵臓など)に大きな負担がかかっていたことは間違いない〜。また、精製した白砂糖を多く使ったケーキや菓子類、ペットボトルのドリンク類もしかりだ・・。そして、睡眠時間が極端に少ない生活〜、これで免疫系の仕組みが働かなくなっていたこともあるだろう…。
改めて考えてみると、発病するまでわからなかったが、身体はきっと極限まで追い詰められて悲鳴を上げていたのかもしれない・・。ある本では「がんは身体が生き延びようとする適応症状である」と書いてあった・・。
正常細胞が好き好んでがん細胞となったわけではなく、極限状態まで追い込まれた身体が、低酸素、低体温の中で生命を維持しようとする適応反応だと……。癌が発症して、、何故と言う疑問から、いろいろなことを学んで、やはり自分自身ががんを引き起こしたんだという、、、反省の念が今はある〜。
先日、東大病院の研究で1mm以下のがん細胞が発見できる研究成果がニュースで報道されていた^^。しかし、そんな小さながん細胞を発見して、せん滅することが必要なのか?? ただでさえ、毎日何千と言うがん細胞が、体内で生まれているという…。
極小のがん細胞を見つけてせん滅したとしても、がん細胞がゼロになることはない。重要なのは癌細胞が住みにくい身体、増殖しにくい体内環境をつくること…、そして免疫系の仕組みが健全に機能するような体質を作り上げておくことではないかと思う。
そうでないと、せっかくがん細胞をせん滅したつもりでも、次々に生まれてくる新たながん細胞に太刀打ちすることはできないのではないか?! 地球上に生物が生まれてから長い時間をかけて進化してきた人間…、もともと病気に打ち勝つ、素晴らしい仕組みを持っていると信じたい。
ただ、その仕組みを機能できない外部環境・生活環境が多すぎることだけは確かだと思う…。食に関する書籍で、最近読んだ本に、現在われわれが食べているものの危険性を指摘している本があった^^。これを読んでいくうちに、自分自身も間違った「食生活」をしていた、、と言うことがはっきりわかってきた^^。
知らないということは怖いことだ…。今回の「すい臓がん」で初めて知ったことは多い〜。これを今後の生活にぜひ生かしていこうと考えている〜!!

最近読んだ「食」に関する本、、知らなさすぎた・・と反省

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posted by げんき親父 at 16:27| 埼玉 ☔|
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ガンと共に生きる
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